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今日は「アデレードからアリススプリングスの旅」の最終編。
もう書けることはあまりないので、主に写真。
どうぞお楽しみください。
よろしければ BGM GOD WILL MAKE A WAY をどうぞ。
アデレード
六月下旬のアデレードは、冬の始まりとは言っても天気も良く、「アデレードってなかなか良い感じの都市だね。」という印象を与えられた。
⬇️以下の写真は、アデレード植物園。Adelaid Botanic Garden
⬇️右側真ん中は、バナナの花。
オーストラリアに来て初めて見たバナナの花とその実のなりかたは興味深いものだった。
この写真 ➡️バナナの実の成り方を見るとわかると思う。
オーストラリアは孤立した大陸なので「世界で唯一ここでしか見られない!という植物」が沢山ある。家族連れやカップルが憩う姿があちこち見られる。植物園の入場は無料。
アデレードで訪ねたところは他に、ランドル モール Rundle Mole、アデレード動物園、南オーストラリア博物館 South Australia Musium.
ランドルモールに行った時に、ちょっと1時間くらいだから、などと軽く思って止めた立体駐車場は、$27 /時間 だった!良薬は口に苦し!いい経験をした。
南オーストラリア博物館は入場料は寄付 ドネーション。
とても大きく5-6回建ての立派な建物で、各階にしっかりと監視員の駐在していた。少なくとも2-3時間の余裕は持って訪ねた方がいいと思う。
ではアデレードを発ってアリスに向かって Let"s go !
1泊目 ポートジャーメイン
アデレード近郊を出発後1泊目のポートジャーメイン Port Germaine は、キャラバンパークの反対側がすぐ海岸と言う嬉しいロケーション。1.5km の桟橋を歩いてちょっと運動。
子供たちは夜釣りに挑戦、結果は丸坊主😄
2、3泊目 ポートオーガスタ
2泊目のポートオーガスタ Port Augusta。
ポートオーガスタに行くなら是非行って見る様に勧められたワドラタ アウトバック センター Wadlata Outoback Centreにいく。
よく見て回れば4時間くらいはかかるだろうと考えられている博物館。
その日の内に十分見れなかった人が改めて違う日にも見にきたい時には、インフォメーションセンターに相談すると、再入場の券をくれる。次男と私は翌日再入場した。
⬇️以下の写真は、ポートオーガスタにある「オーストラリア砂漠乾燥地帯植物園」The Australian Arid Botanic Garden での写真
⬇️ポートオーガスタは、エアー半島 Eyr Peninsula と ウルルに導くスチュワートハイウェイ Stuart Highway の丁度分岐点にある
2泊したポートオーガスタを出てStuart Highway を北に、ウーメラWoomera を目指す。 しばらく走っていると見えてきた! エアーズロック⁉️ でっかいからもう見えるの???? 違うでしょー、 そうでしょー、 うそでしょう! そうでしょー!? ウルルの形に似てるよー?
興奮気味にあーだこーだと。無知な私は、2度エアーズロックを見たような興奮を楽しんだ。
4泊目 ウーメラ
ウーメラはその昔、空軍用開発拠点として開発された土地。その当時の名残として実物大のミサイルやロケットが設置されている。キャラバンパークからは歩いていける。
今でも下の地図の茶色の部分は立入制限地区となっている。⬇️
2003年に、日本が打ち上げた小惑星イトカワの無人探索機ハヤブサ。
小惑星イトカワのサンプルの入ったカプセルが、ウーメラの砂漠地帯で回収されたのだと。
⬇️ウーメラからクーバーペディを目指す途中、レイクハート Lake Hart という塩湖に立ち寄る。この景観と体験は忘れられない。
塩が湖表面を覆いその上を歩く。まるで雪国で言う「やぶ渡り」の様。若しくは、北海道で見られる氷湖の様。歩いている地面は塩の結晶でできていて確かに塩っぱい。
⬇️写真左上は岩塩の小山。
↘️写真右中は、遠くに固まっていない湖表と、それに映し出される丘の連なりを写す。
↘️箱の様なものは貨物列車の貨物。
5、6泊目のクーバーペディ
⬇️ さて、5泊目のクーバーペディ Coober Pedy.
人々が地下に住まいを持つという街。
Coober Pedi Wikipedia を参照
ここでは、大手キャラバンパークのBig 4に宿泊。
その昔1913年、若者がバスを待っている時にバス停に転がっていた石を手にとって見た所
それがオパールの原石だった❗️ これがきっかけで、オパール発掘ラッシュが始まった所。
下の写真 オールドタイムマイン Old Time Mine は、当初の鉱山発掘現場を博物館にした所。
ヘルメットをかぶって昔の地下の坑道を見学する。石の地盤に最小限の坑道を作りながらの発掘の様子がよく分かる。
⬇️ これは、実際に地下の岩盤を掘って作られ、住んでいた家。台所、子供部屋そしてバスルームなどもちゃんとある。
地下の家には、空気を取り込むための空気孔が地上に向けて設置されている。地下に家を作る最大の理由は、夏場の気温が優に40度越えになるため。エアコンなんてなかった当時、暑過ぎて地上に住む事ができなかった。
安定した気温の地下に住みつつ、オパールを掘り求めたという事。
⬇️ 下の写真左上、たくさんの白いテントの様なものは、オパールを求めてあちこち掘りあげられた土。
⬇️↘️その下の写真は、地並びに作られた通常タイプの住居プラス地下に続く家部分。土砂崩れにあったたかのような感じにも見えるが、土砂のように見えるところを拡大すると、ニョキニョキと空気孔ががとび出ているのが見える。
オパールの採掘は今も行われている。希望者は、採掘期間と採掘地を契約してオパールという「夢」の発掘に挑戦できるらしい。
やってみる?
⬇️ クーバーペディからマーラ Marla へ向かう。
周りはこーんな感じで空と地平線の交わりが確認できるような平原⬇️
⬇️ 州境 ⬇️ ここから北がノーザンテリトリーとなるので、 Welcome to Northen Territory ノーザンテリトリーにようこそ!というサイン。 反対側には北からきた人に向けて Wilcome to the South Australia のサインということになる 戻ってくることはない予定だったので、両面で記念写真 ⬇️
⬇️⬇️ その下の写真は、ロードトレイン Road Train と呼ばれるものの一例。
オーストラリア大陸の道路では、このロードトレインが行き交うので、注意が必要。長い物は全長50m以上になるので、もし追い越す時にはそれ相応の慎重な安全確認が必要となる。
7泊目 マーラ
第7泊目はマーラ Marla のロードハウス泊。
マーラの写真はないけれど、ここはなんとも気温が穏やかで気持ちのいい風が吹いていたところだった。
場所としては、観光するところはほとんど何もない、ただ泊まるだけのところだったけれど、
ここの風は本当に心地よく、忘れられないものになった。
8泊目 エールダンダ
第8泊目は、エアーズロックの一歩手前のエールダンダ Erldunda。
ウルルに行くために西にハンドルを切る前の中継地点で、エアーズロック、キングスキャニオンではガソリンが最高に高くなるので、ここで給油タンクを一杯にしていく人が多い。
第9、10泊目 エアーズロック
エアーズロックでは
夕焼けと朝焼けの両方エアーズロック周辺の散策を楽しもうと思えば、どうしても、2泊する必要がある。
夕方から早朝にかけての運転は大型動物を引く可能性が高いので、くれぐれも避けるように。
第11泊目 キングスキャニオン
⬇️ 皆さんご存知、夕日に映えるエアーズロック又は別名ウルルです。
ウルルとキングスキャニオンについては、以下の記事に書いて、写真も乗せてあるので割愛。
エアーズロックでは、財布の中身に余裕のある人ない人それぞれの楽しみ方ができるところ。
もちろん私達が楽しんだのは後者。😄キングスキャニオンは、歩く事が好きな人は楽しめるところ。
第12泊目 エールダンダ
キングスキャニオンの4時間コースを歩いた昼過ぎ、
アリススプリングスを目指すと約470km以上を走ることになるので、Big rig (大きめのキャラバンを牽いている私達のような一行)は無理しないで、273km離れたエールダンダへ戻って泊まる。
第13、14泊目 アリススプリングス
第13、14泊目のアリススプリングス。
⬇️この写真は、アリススプリングスの入り口近くにある ザ !ギャップ The Gap 。
大きな岩肌が両方から流れ落ちるかのように向かい合い、その隙間からは遠くの景色が望み見れる。
壮観!
⬇️アリススプリングスにある、ピンクレディという女性が始めた植物園とそこで見た動物達。
⬇️ボアバードの、メスの気をひくための飾りの巣⬇️
この曲線がうつくしいでしょ。
⬇️そびえ立つマクドネル山脈。⬇️
アリススプリングスはオーストラリア大陸のへそに当たる、オーストラリアの真ん中に位置する街。
最後まで見ていただき、ありがとうございます。
また、ぜひお越しください。
cororin