時事刻々 July 2019 いよいよ定住?

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こんにちは。
お元気でしたか?

今日の記事は、時事刻々。
約2年以上前にキャラバンで家族五人で
オーストラリア一周の旅に出て以来、
その旅が終わってからも最近まで
キャラバンを主な住処として過ごしていた。
が、
実は最近、家を借り始めた!

なぜこういうことになったか?

今日はその実情に迫る、
ダダダーン😄⁉️

やっていけんのー?
ん!?やっていきたいと思うけれど、
数字上は、無理。😅
でもさ、マラービさんの家の裏にキャラバンを置いて、
電気と水を使わせてもらい始めてから、
もうすぐ半年にもなるし。
それに丁度、彼らの家の真隣にあるこの小さな借家が空いたから、
これを機に、この借家を借りてベースにしようと考えたわけ。

さて、1週間の予算は如何に

家族4人; 夫婦と十代の息子二人の日常の生活費
(長男20歳は、今年3月から一人暮らしを始めた。)

借家代金: 週 $160 電気、水代込み
日用消耗品と食費 : $150/週
秘密の積立 : $30/週
教会へ : $20/週

実はこれ以外に、
車とキャラバンのメインテナンスや保険料、登録料、
日々のガソリン代も
プリペイド携帯電話代も、
インターネット代も、
特別出費も存在する😅。

この全ての出費に見合う収入があるかと言えば、
無い😨のだ。

私の仕事から補える可能性のあるものは
始めの4項目のみ。

オーストラリアの消費生活

最低時間給と消費税

以前の記事にも少し書いたことがあるが、ここオーストラリアは、物価が高い。
消費税 10%、
最低賃金 $18.93 /時 = ¥ 1419 ($=¥75 計算)/時
100円ショップダイソーの¥100商品の平均販売価格が $2.80

日用雑貨、衣類、機器類

日用雑貨、衣類、電気製品類などは
Made in China 又は アジア方面からの輸入製品の流通により
財布に優しく手に入れられる物はたくさんある。
が、
感覚価格的には日本と同じくらいの物でも、
品質に関しては、日本の Made in China の方が
数段良いと感じているのは、
私だけでは無いはず。

だから、安いものを買っても、
あからさまにすぐに壊れるから、
結局安いものを買うことのメリットが
無い気がする。

ここオーストラリアは
アジア圏からは遠く離れている為、
輸送費がかかるし、
どうしても、店に並ぶまでには人件費もかかるからね。

食費

オーストラリアのお国柄、
酪🐄🐂農🍎🍠🥕作物、製品は若干割安感がある。

牛乳は2リットル$2.20
チーズは $7-9/kg
牛肉の赤身ロースト用は $12.00/kg
🍎りんごは安い時で $2.5/kg

肉などは、肉自体なら割安感があるけれど、
加工肉、ソーセージやハム、ベーコンなどになると割安感はなくなる。

私が住んでいるけケアンズ周辺は
Far North Queensland と言って
FAR = 遠い が付く。
つまり、
この地に届くまでに輸送費分が
ほとんどの商品価格に上乗せされ,
Far North Special Price となる。

逆に、大都市ブリスベンやシドニーなどのスーパーの商品価格は、
ここFar North Queensland よりは安めのはず。

とにかく、最低賃金が高いという事は、人件費が高いという事なので、
人的に加工が入れば入るだけ
価格に反映されてくる。

フードコートなどで、
その量はさておいて、
炭水化物、タンパク質、野菜の三種が
取り合わせ調理された食事をすると一人前料理で$12-13前後。

できあいのサンドイッチ🥪でも$5-6、
ニュージーランドやオーストラリアで人気のパイ🥧も、$5以上はする
とにかく、外食は高い。

高い人件費=最低賃金でも、
正規雇用で安定した収入がある人にとっては、
生活収支のバランスも取りやすいのかもしれないが、
臨時収入に頼っている私たちのような家族は、
外出時も、外食をできるだけ避けるように心掛け、
食費の出費を抑える事は、
家計に大きく反映する。

マミー! 今日の夕食何ー???
ん、、、、。
料理したく無いけれど、幸か不幸か外食できる手頃な店は近くにないし。
冷蔵庫の中を覗いてみるか。
今日はバイキング‼️😄
🍝🍛🍙🍳🥗🥦
昨日までの残り物でね😄

スーパーのカタログを見てみるのも
参考になると思う。
価格は、10%の消費税込み

⬇️以下は、私がいつも買い物に行く ウールワースというスーパーのカタログ。
Wool Worth ウールワース スーパーマーケットのカタログ

近年、干害や洪水等で酪、農作物が
大きなダメージを受けたことによるのだろう。
それに便乗した価格の値上がりもあるらしい🤔けれど、
食品の価格は、2-3年前に比べると上昇傾向にある。

あ、魚ね🐟、海に囲まれている国だし、
南には南極が控えている国だから
さぞ魚が美味かろうと思うと思う。

魚はね🐟、オーストラリアで獲れた魚をオーストラリアで食べようとすると、
スーパーの棚に並ぶまでの人件費で販売価格が高くなり過ぎて、
とても、
一般人が気軽に買える価格設定にはできないという話がある😳。

で、海でとった魚がその後どこに行くかっていうと、
人件費が低くて、
消費者がたくさんいて、
魚を好んで食べる国、
つまりは、
日本に行くらしい。
で、オーストラリア国内でスーパーに出回る魚の多くは、
冷凍、解凍された輸入魚🐟、貝類🐚🐙🦐🦀🦞が主ということになる。

それでも、肉類に比べると重量の割に割高だから、
食べ盛りの息子を抱える我が家では
安い時にしか買って食べない。😔

鮭の切り身が通常価格で$30/kg 前後、$25/kg なら安売り。😨

ココナッツチップスと収入

私が仕事をもらっているのは、
近所にある
ココナッツチップスの自営業をしている若い友人夫婦。
Bach Harvest の Face book ココナッツチップス

1000個のココナッツ🥥⁉️

ここは熱帯気候区なので、
野生のココナッツの木があちこちにある。

友人は、この野生のココナッツの木に登り、
丁度良さそうなココナッツを切り落として、
トラックに積んで持ってくる。

通常1000個ほどのココナッツが集まると、
電動のこぎりでココナッツの頭を切り落とし、
ココナッツウォーターを取り分け、
更にそのココナッツを4切れに切り分け、🥥
ココナッツの身をくり抜き出し、🥥
洗って、スライスして、冷凍する。

解凍したココナッツのスライスに味をつけて、
乾燥してチップスを作る。
それを、バッグに入れて密封する。

ほとんど全てが、
人の手による作業。

で、ここで働かせてもらって、
時給約$25。
週 2-4日で
一回4-6時間。

3-4日仕事がもらえれば、
日常生活出費と借家代はなんとかなっても、
そのほかまでは、補えない😅。

借家をすると決めるまでの心の動き

私の稼ぎでは、
足りなくなる!

分かってはいたけれど、
でも、あれ以上、マラービさんのところに居候することは、
申し訳なくて、私には出来なくなった。

もちろん、マラービさん夫妻は私達に
「この先どうするの?」みたいな事は
一切口にしなかった。

そればかりか、
私たちの居候を通して、
「We are blessed by you!」
つまり、私たちがいてくれて、
神様に祝福されているのよ、と。

それでも、やっぱり、
いつまでも今のままでいていいとは思えない。
何とかして、
自分たちの足で立たないといけないんじゃないのか?

これが、ここ最近私の中で膨らんで来ていた思いだった。

が、将来のことは夫から何か言い出すまでは
言葉に出さずに、じっと、じっと我慢したほうがいいと
自分に言い聞かせ、言い聞かせ、言い聞かせ、
この思いになるべく耳を貸さない様にしてきたのだ🤫🤐🤭🤐。

それがここに来て、
マラービさんのこの”水と電気込みの借家”が空いたのと🏡
次男の今後の勉強の方向性がついたこと💻📚🗓
そして、
訪問介護要員の仕事にも応募したこと、
(採用にはならなかったけれど😅)
こんなことが全て重なった。

で、これまで我慢してきた思いを、
とうとう夫に言ってしまった。
夫から何か言ってくるまで、
待てなかった🤫🤭🤐🤢😮🗣 経済的に無理な感じはあるけれど
キャラバン以外にも、
家族四人にはもう少し自由に使えるスペースが必要でしょ。
勉強するにも、
リラックスするにも。

この借家だって、
誰かが契約してしまえば、
借りれなくなる。

10月くらいまで持ちこたえれば、
児童手当の支給があるから、
とにかくそれまで持ちこたえられれば、、。

お金が足りないなら、
補う様に仕事を探せばいい!
お得意の掃除の仕事🧹とか
何か見つかるはず。

見つからないなら、
まだ無くなってない「銀行が預かってくれているお金」を、
使えばいい。

将来のために(老後⁉️)、少しでも多くお金を残したい気持ちは、
もちろん私にもあるけれど、

未来に何が起こるのかわからない中で、
その未来の為に「今」という時を、
何とかして、
自分たちの足で立たないといけないんじゃないのか?
という
疑問を抱きながら、
時にその疑問故に、気持が否定的な方向にひきづられていくことと
葛藤を繰り返しながら日々過ごす
ことを考えれば、
この機を捉えたい!と思った。

是と出るか否と出るか?

この選択が神様の目に良いとされるならば、
神様はきっと他にも収入の道を開いてくれるはず!

10日が過ぎて、今感謝

引っ越ししてから10日が経った。
貸し倉庫の多くはない荷物=箱達をこの借家に運び込み、
今はまだ、箱達が床を覆っている様な状態。

それでも何でも、
自分たちだけのこの空間に、
自分達のトイレ🚽とシャワー🚿と台所、
それから小さな部屋2つと、
リビングダイニング。

ダイニングエリアの半分は、
借りた折りたたみ式の大きめのテーブルを置いて、次男の勉強空間とした。
他方の半分には、
これ又借り物の、五人座れるソファーセットが
膝を寄せ合うようにこじんまりと。

1つ目の小さな部屋には、
借りた小さめの机2つを並べて、
夫と三男の勉強とレッスン部屋に。

もう1つの部屋は、
主には夫の達のベットルーム兼物置。

キッチンの隅に、
食事兼何でも用の
キャンプ用の折りたたみ式のテーブル。

椅子は、食事の時にはそれぞれのキャンプ用の椅子を持って集まる。

キャラバンからの台所の引っ越しももうすぐ終わる。
キャラバンで、
限りあるスペースに最大限に詰まっていった台所の物達が、
この借家の小さな台所に、
気持ちよく収まっていく。

この家での初めてのクッキングも昨日から始めた。
慣れない台所での料理は
動きが定まらず、戸惑いも多い。
何かを取りにキャラバンと家の間を
行ったり来たり。

寝るのはキャラバンで、
トイレは家だから、
トイレは、❄️冬のを10歩ほどでも歩かなければいけない。
寒くて❄️行きたくないけれど🥶、
寒いから❄️、行きたくなるー🚽。

それでもなんでも、
座りたい時にすぐ座れる🛋、
座るところを作ったり、探したりしなくてもいい事、
私が座れるところが ここにある🛋 という事の、
心地よさに「あー、有り難い💗」との思いが溢れる。

そして、外の陽だまりにある椅子に腰掛けて、
日本にしてみれば大きいであろう庭の、
キラキラとした日の中で揺れる草花を見ていられることの
幸せ感。

こうした事から生まれる安堵感は、
キャラバンで旅を始めて以来、
移動する事が常であり、
定住という安定感の欠けた今日までの生活の中では、
感じることの無かった〜ほんわか〜した感覚☺️。

有限の預金が減るのは相変わらずだけれど💸、
今は
この私達だけの空間を与えられたことを
心から神様に感謝しつつ過ごしたい。

おかしなことだけれど、
この「感謝できる」という心情を持てることが、
また、
有り難い。

ここまで読んでいただき、
有難うございました。
みなさんお元気で。
また、お時間のある時に、お越しください。

cororin

34 はマラービ夫妻、もう1つ36の郵便受けは私達の物

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