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さて今日は、アデレード発、ウルルとキングスキャニオン経由アリススプリング行キャンピングカー16日間の旅の概略を書いてみます。
日本の方にとって長期の休みを取ることは簡単では無いと思いますが、旅の間、朝の出発を早めにするとか、少し長距離を走って先まで行くとか、アクティビティや訪問先を吟味するとかすれば、日数の短縮は可能です。
コロナ収束後の旅の計画を練っている皆さんの参考になれば幸いです。
旅の構成人員
私達家族五人と日本からの友人1人、総勢6人の旅。
大人ー男3人、女一人
子供 ー11&14歳の息子2人
1つのグループとして旅する構成としては大所帯。
旅の形態
ISUZU MUX + キャラバン の後ろを、売れいきそびれたHONDA JAZZ 1500cc(日本ではフィツ)がいつも追いかけていた。
キャラバンは、ダイネットのベッドを含め最高6人が寝ることができる。
MUX は荷物も積んでいたので乗車人員MAXは5人。
ホンダのジャズがあったので、6人の大所帯がいい感じに分乗して一緒に旅をすることができた。
旅の行程とコスト等
行程
アデレード近郊のGawler ゴウラー発、北上してウルルとキングスキャニオン経由(865km)してアリススプリングスまで。
私達の旅は、MUX & 25feet のキャラバンが 長さ約14メートル程あったので、通常のキャンパーよりも移動に時間を要した。
更に、早起きを得意としない家族であり、通常キャンプ場からの出発も9-10時とゆっくりで、安全運転と十分な休息をモットーにしていたので😅1日の移動距離はたの家族連れキャンパーと比べて短めだと思う。
全走行距離 ; 1503km + 865km= 2368km(上の地図参照)
1日最短移動距離ー67km / 約1時間要す 1回
1日最長移動距離ー380km / 5-6 時間要す 1回
最短最長移動日以外の移動日(8日)の平均走行距離 約230 km/day
230kmの平均移動時間; 約2時間 50分 (この値は、google map の距離と所要時間を参考に導き出したもの。休憩の時間は含まれていないので、実際は3時間は優に超えているとはず)
実際の移動状況
所要日数: 6月26日発7月10日 14泊の詳細
移動日数;:11日
移動距離 日時 宿泊地
213km 6/26 アデレード近郊ゴウラー発
ポートジャーメイン 1泊
66.7km 6/27-8 ポートオーガスタ2連泊、
188km 6/29. ウーメラ
380km 6/30. 7/1 クーバぺデイ2連泊、
236km 7/2 マーラ 1泊
253km 7/3 エールダンダ1泊目
246km 7/4-5 ユララ 2連泊
303km 7/6 キングスキャニオン 1泊
200km 7/7 エールダンダ2泊目
201km 7/8-10 アリススプリングス 2連泊
運転手(=夫)の意見によると、私たちのキャラバンの移動で休憩等を含めて考えると大雑把な平均時間移動は75-80km /時くらいとのこと。
燃料のコスト
DIESEL COST :MUX $611= 約¥46500 (1AU$=¥76換算)(2022年現在1AUS$=¥91)
平均燃費 :¥46500/2368km = ¥19.60/km. ¥1960/100km
燃料の価格はウルルに近づいていく程高くなる一方なので、それ以前は給油可能なすべてのガソリンスタンドで必ず給油した。
例;
ポートオーガスタ $1.269/リットル
エアーズロック$1.779/リットル
アリススプリングス$1.359/リットル
各ガソリンスタンドの燃料の価格を見るためのAPP は以下
移動時の注意事項
日々の移動開始 :9時ー10時 キャンパーとしては遅い部類
目的地到着目標時間 :午後3時前後
休憩
出発後は2時間毎を目安に休憩を取る。因みに遅出の私達は11時過ぎにはモーニングティーの小休止。
午後1時頃にはランチ休憩その他、展望台のような機会があれば立ち寄ってみるなど、意識して休憩を取るようにし、体のストレッチをしたり空腹による不機嫌回避に努力した。
逆光
西に向かって走るときには、逆光の中を走ることのないように、移動の時間配分を考える。
野生動物との接触
更に、日没近くから早朝にかけてはカンガルーを主として野生動物の活動時間なので路上に飛び出してきたり、路上に停滞している確率がぐんと上がる。
なので、日没から早朝の運転は避けるように移動、宿泊の計画を立てる。
万が一カンガルーを引いてしまうようなことがあれば、車のバンパーや前面に凹みができるし、引いてしまうことができればその方がいいが、100km/時の速度で悠々と走っているところにカンガルーの飛び出しに合って、急ハンドルを切ろうものなら命取りになる。
勿論、心配するのはカンガルーの命ではなく貴方の命。
牛に遭遇したら、ぶつかっても避けても大事故になる。走行速度は90ー100以上ですからね。柵があっても抜け出て自由を満喫している牛に遭遇するのは珍しくないので、見かけたら極力減速して牛の動きを見守る。
対向車がパッシングするときには、前方に何らかの危険、例えば自由を満喫している牛とか、道路状況の悪化とか、引かれた動物の死骸が路上のあるとかのことがあるので気をつけて。
事故回避の最善の策は、夕暮れと早朝は運転しないことに限る。
ここまで読んでいただきありがとうございました😊。
次回は、
スチュワートハイウェイ上のキャンプ場と、水と食料の補給事情について書きます。
エアーズロックとアリススプリングスへ 2:キャラバンパークの紹介
お時間がありましたら、またお立ち寄りください。
cororin