オーストラリアのキャラバンパークの種類           $58 / 泊 / 5人は高すぎか?

こんにちは。

記念すべきオーストラリア一周の旅の一歩が午後の四時出発という、キャラバニングにあるべからず状況ながらようやく踏み出された。

今日は、キャラバンパークについて。

それでは、BGM を ON にして⬇⬇⬇
https://youtu.be/1zo3fJYtS-o
Let's begin !

キャンプ場一泊$58‼️ 高すぎ⁉️

Granite Gorge グラニットゴージ
に到着したのが、日も暮れかかった夕方5時過ぎ頃。

キャンプ場の受付も、もうすぐ閉まるというこの時間にやってきたおかしな家族の初夜の宿泊代は大人料金3人分と子供料金2人分で、    併せて     $58‼️

高すぎる‼️

下調べをしてくるべきだった!違うところ探そうと思ったものの、もうこの遅い時間でどこか他のキャンプ場に移動する事には無理がある。

価格に対する驚きと不満を顔に出さないようにしながら、夫のキャッシュカードがマシーンに静かに吸い込まれるれるのを恨めしく見ていた😨。

​以下は2019年版のグラニット ゴージパーク利用のー内訳

Day Admission ( キャンプしない訪問者の入場料)
$13 per adult (大人1人 $13)
$6 High school (高校生 $6 )
$3 Primary school (小学生 $3 )
$1/bag Wallaby Food ( ワラビーの餌 $1 )

私たちの場合、
泊まらないでこの自然公園の散策をした場合    合計 $48。

Un powered Camping Rates ;
Prices are based on adults and primary school children.
Adults $16 per adult per night
High school children $8 per child per night
primary $6 per child per night
Free for children under 5 years old

で、上記の情報で電気は使わないキャラバンサイト今回の宿泊では、私たちの一泊合計は $62という事になる 。(最新価格参照)

つまり、キャンプ宿泊+散策から散策費$48を差し引いた純粋な宿泊費は $14 / 5人 そこそこということができる。
が、当時はまだそこまで冷静に考える余裕はなかった😅。

そもそも、キャンプのいいところの一つは「宿泊費が節約できる」という点。

これは既にキャラバンという動く宿泊施設の購入にお金がかかっているといえばそれまでの話だけれど、キャラバンは旅の後で売るからその分のお金は返ってくるという見込みでいる。

それでも、抑えられる費用は抑えたいと考えるのは自然な事。

ましてや!
フリーキャンプ場が散在しているこのオーストラリアならなおさらでしょ。

それが、初っ端から $58‼︎とは。

でも、このパークを散策できるということは、以下写真のようなことが含まれていると知っていれば、それも悪くはないのだった。

キャラバンパークとキャンプ場のサイトと設備

ところで、
オーストラリアでは、キャンプ場のことをCaravan Park キャラバンパーク と呼ぶ事が多い。

キャラバンパークは通常、宿泊の形態によって、そのサイトが以下のように分かれている。

ほとんどの「キャラバンパーク」にはテント用サイト、キャラバン用サイト、キャビン が区画されて在る。

テントサイト

文字通り、テントに宿泊する人専用。
通常芝生の上に指定されている。地面に直接体を横たえるキャンパーを思うが故だろう。

キャンピングカーやキャラバンサイト

タイヤ付きの宿泊ルームを所有するキャンパー専用。
有料のキャラバンパークは、owning オーニング というロール式の屋根を出す部分がコンクリートとなっているところもある。

ここに、テーブルや椅子を置いたりしてキャラバンに入れることなくプライベートな野外リビングエリアを設定する

キャビン

ベッドと寝具、キッチン、設備のある建てつけの一軒家又は据付のキャラバンなど。
トイレとシャワーは付いていたりなかったり。

キャラバンパークの種類と特徴そして価格

リゾート又はホリデーパーク

主なものにはBIG 4, TOP 10 という名がある。コストは一番高いが施設は充実。

基本的な設備: 公共のトイレ、洗面台、台所、シャワー。有料の洗濯、衣料ドライヤー等の生活基本施設がきれいで充実している。

通常は Dump Point ダンプ ポイントと呼ばれるキャラバン等のトイレ排泄物を捨てるところがある。

飲料水と電気の供給元が、各サイトに設置されている。

子供の喜ぶジャンピングピローや外遊具、プールなどの野外娯楽施設に加え、ゲームルームや映画ルームがあるところもある。

スクールホリデー期間は、
子供や親子対象の日替わりアクティビティが計画されるところもある。

こういうファミリー向けのキャラバンパークは小さな子供を持つ家族には大人気。

オーストラリアの年四回のスクールホリデーの期間に利用しようと思ったら遅くても数ヶ月以上前に一度連絡を取って混み具合を把握、もしくは予約を入れておく必要がある。

有料キャラバンパーク

タスマニアの公営キャラバンパークだが、サイトのみでトイレなどはない キャラバン一台一泊 $12。ここはサイトが区画されていないところだったので、他のキャンパーの近くになりすぎず、また隣り合ったキャラバンの移動を妨げない様に配慮をし、風の向きや西日の方向も考えながら、 埃を立てない様にゆっくりと移動しながら停泊場所を探す。

通常のキャラバンパークは、ホリデーパークの様な大型チェーンパークによる経営ではなく、個人経営もしくは市や町経営で委託管理の形が多いので、設備のクオリティーについては色々。

この写真の様にサイトだけのものから、トイレ、シャワー、BBQ用調理台や台所設備と洗濯設備など基本生活設備の有無は様々。

よって、
価格はその設備の在りようによってやはり様々。

大人二人の基本料金の上に、過剰人員分を加算するところもあれば、キャラバン一台いくらの価格もある。

設定されている価格から想像がつくような気もするが、そうとばかりも言えない。

実際に行ってみるまで設備の在り様はわからないから、安い!時には少し心づもりをしておくほうがいい😉

汚すぎて使いたくない!と思う様な有料キャラバンパークは多くはないが、あなたの清潔感に見合うかどうかは行ってからのお楽しみ!?

シャワーの多くは無料だが、ごくごく降雨量の少ないところではたまーに一回3分$2.00 とか有料のところもある。

3分の時間制限の中で、どこまでできるか考える。考えて準備建てる。それかコインをたくさん持っていつものシャワーが一体どのくらいのコストになるか試す。これも日本人にとっては良い経験の内。

「シャワーは一回3分以内でお願いしますね」という様な節水呼びかけのポスターはよく見かける。つまりみんながシャワーをしてもタンクの水が無くならないように節水してね、というもが主目的であることは忘れないで。

National Park or Nature Park

ナショナルパークは国立公園、ネイチャーパークは自然公園。どちらも国または州の保護指定区域内にあるキャンプ場。

生活基本施設としては大抵トイレ洗面はある。

国立公園でも、とてもきれいな設備が整っているところも少なくない。

大自然の中にあるキャンプサイトが多いけれど自然保護区内である為、Ranger レンジャーと呼ばれる人がキャンプ場の見回りをするので、緊急時以外は無断泊はできない。

近年のアウトドア志向の上昇に伴う変化

トイレ施設のないキャラバンパークでは、トイレ設備を有したキャンパーのみが宿泊の対象として、その旨サインしてある。

また、
GREY WATER 生活用廃水による地面の汚染と悪臭の防止のために、廃水パイプの下に受け容器を義務づける所や(バケツなど)、GREY WATER 用のタンクがキャンパーに設置されていることがキャラバンパーク使用許可の条件となっているところも出てきている。

国立、自然公園内のキャラバンパークにはいつも管理人がいるわけではない。なので、以前は予約もなしにパークに行って料金ボックスに料金を払って宿泊する。そんな気軽なものだったらしい。

それが従来の方法つまり行き当たりばったり法では、キャンプサイトが空いていなかった!という問題が出てきているようす。

それで、国立、自然公園内のキャラバンパークでは、たとえ無料のキャンプサイトではあっても、インターネットやインフォメーションセンターなどで、サイト予約が必要なところも多くなった。

Free camp 、Rest area、Service Area

どこかの道路脇に指定されていたフリーキャンプ場。

フリー(キャンプ)またはレストエリア、サービスエリアとも言う。

生活設備としてはトイレと洗面があったりなかったり。ついでにトイレットペーパーはいつもあるとは限らない。手洗い用の水がないところも珍しくはない。

保護区以外にあるフリーキャンプもしくはフリーのレストエリアサービスエリアは、その名の如く 無料で予約もいらない。

行って泊まればいいわけだが、旅の時期と、そのフリーキャンプ場の人気によっては夕方に到着するとキャンプ場に空きがない時もなくないから、この辺も事前に調べておくことが必要

河岸、河岸段丘上、丘の上など、景色がいいところや泳げるところ、魚釣りができるところなどなど、キャンパーが憩えるる場所にあるものも多い。

反面、主要高速道路脇などと言う、便利であると言うメリットのみのところもある。

その日その日の旅の状況の中でうまく使い分ける楽しみがある😉。

オーストラリアは広いけど、どこにでも停泊して、良くはない!

自分達が自給自足の宿泊キャラバンがあるからオーストラリアのどこにでも泊まれる。と思った私だったが、それは間違い。

人体と生活からの排泄、廃棄物による環境汚染を考えると、「どこででも停泊していい」フリーには出来ない。旅する人口の増加とたまーにいる?モラルが欠場した人たちの行動が要因かも?

キャンプ許可のサインのないところでの無断キャンプは禁止されているし、

キャンプできそうな空き地は広大なオーストラリアにはあちこち見受けられる。が、そいういうキャンプしたくなりそうな空き地にはキャンプ許可の有無を示すサインー標識が立っている。

無断キャンプがされやすいところは取り締まりがされている。罰金も科せれる。

夜中に立ち退きを指導されるよりは、
ルールーに従って、安心して夜を楽しむのが一番!

Bush Camp ブッシュ キャンプ

戦時中の秘密の飛行機滑走路。 主要道路からの細めの脇道に入っていくと、林の中に入った。本当に、ブッシュが有るの?と半ば疑いながらも、発見した林の中に500メートルほども伸びるアスファルトの滑走路があった。

Bush ブッシュとは日本語で言う 「藪 やぶ」。

なので、ブッシュキャンプは文字通り 藪の中=自然のど真ん中⁉️でのキャンプ。😳

フリーキャンプでキャンプが許可されている空き地で、トイレの無いものの総称と考えればいい。

この場合なんの設備もないから、本当の意味でフリーね😄

聞こえはあまり良く無いが、
実はこれが「オーストラリアの大自然に身を浸すのには一番いい方法」と私は思う。その多くは主要道路や観光地から離れた、アウトバックの様な所にある。

Bush Camp は文字通り「大自然の中で響き動き出す貴方の心に出会える機会」をあなたに与えてくれる。

CMCA

Campervan & Motorhome Club Assosiasion

シドニー郊外のCMCA メンバーの敷地内。CMCA メンバーが使うためのシャワーも洗濯機も台所もあり、感謝! シドニーの観光拠点とさせてもらった。オーナーは寄付もいらない、みんなのためになればそれで嬉しいんだと行っていたが、感謝の気持ちとして $50/9日を寄付としてboxに入れてきた。

メンバー制、キャラバン、キャンパーバン、モーターホーム対象。

自分の所有地を、CMCA 加入メンバーに数日の宿泊地として低額あるいは無料で提供するという会員制クラブ。

お互いの信頼とマナーがあればこそ成り立つシステム。提供されるものは、オーナーによってまちまち。水、シャワー、トイレ洗面、洗濯設備などはどれもあったりなかったり。

私有地を提供するオーナーは、旅人との交流を楽しむ人であったり、自分たち自身も時々キャラバンで旅を楽しむ人であることが多い。

無料の場合、宿泊をさせていただいた感謝の気持ちを小さくても何らかの形に表すことは、彼らを励ますことにも繋がる。

キャラバンパークの情報源

宿泊地を決める時には、旅の行程にどんなキャンプ地があるかを知る必要がある。私たちが利用したものが以下。

1、CAMPS AUSTRALIA WIDE 製本版

ここに、ほぼ全オーストラリアの有料無料のキャンプ場の情報が載っている。写真付き。定価$55 くらい。

2、WikiCamps Free App

3、CamperMate free App

4、GeoWiki (CMCA) の情報 (CMCA 会員のみ対象のApp)

2、3、4,では、1で得られる製本された動かない情報の他に、直近のレビューも観れるので、天候やリフォームなどで変化しやすいキャンプ場の状況や、滞在キャンパーの様子と騒音などについても知ることができるので、よりオススメ。

2、3 ,4の様なアプリがあれば日本にいながらにして計画を練ることができる‼️

アウトバック ミニマム プラン

アウトバックつまり砂漠気候の人口希薄地帯に出る時の最重要確認項目。

飲料水とガソリン: 自分の飲料、ガソリン保有量の把握と、次の飲料水、ガソリン供給の地点の事前確認。

ダンプ ポイントとトイレの有無:自分の排泄物で人のキャンプを侵さないために、キャラバーのトイレの排泄物処理の機会を確認しておくことは重要。

これらの情報も、上記のキャンプ場の本やアプリに載っている。

Coroin 家族の最初の夜

出発までの様子は以下。⬇⬇⬇⬇

夕暮れの中で、まずはキャラバンの設置。
家族で慣れないながらも何とか終了。

次はもちろん夕食。
夫の強い要望で何と外食😳。リーグークラブという基本的には会員制で、服装はカジュアルすぎると断られるレストラン。

カジュアル過ぎると、というのは
泥靴はダメ
裸足はダメ
水着ダメ
スパイクシューズダメ
帽子ダメ
仕事着ダメ
見た目が整っていない服ダメ

通常の日本人の感覚では、果たして、こんな格好でレストランにくる人がいるのか??という感じでも、ここのお国柄、この明記が必要😄。

で、レストランに着いた私たちの服装はTシャツに半ズボン、ジンーズに草履というオーストラリアのスタンダード。

「ま、いいっか」と許される範囲だったが!ひとーつ、この服装規に引っかかったことがある。

それは、半野生化していた三男が 裸足だった!という事。(一度野生化した性向をもとに戻すのは簡単ではない。笑)

NZ でもAussi でも、子供達はふつーに裸足 で家の周り走り回る。
だから、履物を履くという習慣が身につかない。結果、こういうことになる。

履物を履かない人を入れる訳には行かないと。
えーっ!この時間になって、またレストランハントに行く羽目になるの?😰

でもね、ウェイトレスのお姉ちゃんが車の中においてあった自分の草履を、レストランに居る間だけ三男に貸してくれて。感謝!

無事に、合計 $79 ドルというキャラバニングにあるべからざる予定外出費で空腹を満たす事が出来た。😂

旅先での親切は身に染みます😌めでたしめでたし。
お腹の中はめでたしだったけれど、財布の中は ーね。

初っ端からこれだもの、先が思いやられる。

否否!
初日から思いやられていては一年持たない!

How exciting it will be ‼️ 😅

西オーストラリアの Cleaverville 海岸線 のキャンプサイトから見えた夕日。

長らくお付き合いただき、ありがとうございます。 キャラバンでオーストラリアを旅したくなりましたか?

えっ、まだ!?  では引き続き私のブログをフォローしてみてください。爆笑

また、お会いできることを願っています。

Cororin

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