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今日もお会いできて嬉しいです。
「キャンピングカー選びの実践」の後半です。
この4連載の内容全体は以下です。
連載1
1、見つけた!こんな良いウェブサイト
2、ゴールデンウィークと夏休みが最適‼️な訳
3、運転免許証
連載2
4、キャンピングカー選びの実践
a、呼び方
b、Berth ベッドの仕様
c、車輌の運転機能
d、電気関係
連載4
5、オーストラリアの物価について
6、日本からの荷物
7、最後にとっても大切なこと
連載4/4:夏休みはAustralia! キャンプ know how‼️
モーターホームを選ぶ時に悩むことの一つにトイレとシャワーは必要か?ということがある。
これが有るか無いかでレンタル価格がだいぶ違う。
今日はこの点も含め、私たちが旅をしてきた経験から考えることを書いてみる。
BGM ON ‼️
Let’s begin!
キャンピングカー選びの実践 後半
水タンクの容量
どのモーターホームにも、何らかの形で飲料と生活用水用のタンクが付いている。それぞれの容量を必ず確認する。
水の使い道を考えると誠に多岐に渡ることが分かる。旅の友が多ければそれだけ使用する水の量も多くなる。
水の用途の優先順位
1位、飲料水の確保が最優先
最低でも、大人一人1日 1リットル以上を考えておく。
これはあくまでも飲料水の事であって、生活用水と非常時対応を考えると、ひとり一日 5-7リットル以上は確保することが勧められている。
飲料水をスーパーから購入している人も多い。モーターホームに保管のスペースと予算がある人はそれも一案。
Coober Pedi クーバーペディ という「その昔、まだクーラーシステムなどなかった時、地上が暑過ぎるために、地下に家や教会を作った、オパールの採掘で有名な町」が在る。
ここのキャラバンパーク Big 4に泊まった時には、$62/6人 料金の他に、
シャワーが 20セント/ 分、タンクへの水の補給は20セント/40リットル。大きな出費ではないが、それでも水に代金加算しなければならない状況が存在しているということに、思いを馳せつつ公共施設の水を使用することが思いやりとなる。
アウトバックに行けば行くほど、水が如何に大切で有限な資源か体験する事が出来る。
2位 料理と食器洗い用
野菜を洗う、調理中の手を洗う、茹でた水を捨てて、ソーメンを水で洗う、調理に使った油ギトギトの鍋や皿を洗うー。
家では意識せずにジャバジャバ使っている水も、限りある量しかない、と意識して使う事になる。
再利用できる水かどうかを考えながら水と対面することは、自分の中の「当たり前」を刺激し節水を工夫する力を引き出す。
シャワーとトイレの水が飲料水と同じタンクからのものかどうかも確認しておく。
トイレ設備の必要性ー子供と高齢者
対面通行 110km /時制限 は珍しくない。
Highway ハイウェイ を100km/時 で一時間行くと100km 進む。モーターホームならこのくらいで進める。
アウトバックに入ると、100km くらい先まで公衆トイレがないこともしばしば。
トイレの緊急要請が発生した時には、
トイレ設備の無いモーターホームだと、道端に緊急停車、藪陰を探して緊急事態に対応ということになる。
子どもや高齢者が一緒の旅では、
こういう緊急要請の発生率が上がる⤴️⤴️が、その対応は容易ではない。
もう一つの理由は、
トイレに自由に行けないと分かると、水分摂取を控える。
しかしこれは、乾燥した地の多いオーストラリアでは、脱水症と便秘を招く可能性を押し上げる⤴️⤴️。
もし貴方が、
「私はトイレがなくても、安いレンタル費用で何処までの不便に耐えられるかー?に挑戦したい」と思っているなら、止めはしない。
けれど、その場合は、
モーターホームの中に、( 折りたたみ式の小さい )ショベルと、トイレットペーパー、そして使用後のペーパーを入れるビニール袋などを常備しておいて欲しい。
ー緊急要請への対応法ー
緊急事態には藪陰に行き、硬い地面に穴を掘り、一人で緊急対応をする。
自分の落としたものと一緒にペーパーも掘った穴に入れて埋められれば良いが、地面が硬い時は穴を掘ること自体が困難になるから、せめてトイレットペーパーだけでもビニール袋に入れて、次のトイレのゴミ箱に捨てる。
荒削りの自然の中にヒラヒラとしている白いペーパーを認めることは人間の身勝手さを見せつけられるようで、悲しくなる。トイレットペーパーは水溶性だけれど、何せ降水量の少ない国だけに溶ける前に乾いてヒラヒラと原型を取り戻すものが多いように感じる。
‼️ モーターホームにトイレ設備があってもなくても、トイレットペーパーは常備しておくことは忘れずに。‼️
途中に公衆トイレがあっても、トイレットペーパーがいつも在るとは限らない。特に、アウトバックでは。
もう一つ。
アウトバックのトイレは、キレイではない。念のためもう一度繰り返すがキレイではない、以上。詳細は割愛したほうがいいだろう。
それから!トイレ後に手を洗う水もいつもあるとは限らない。
シャワー設備の必要性
シャワーが付いているモーターホームの水は、飲料水と同じタンクから来ている事もある。この点を要確認。なにせ、飲料水の確保は命につながるから。
一時的なキャンプであること、数日後にはキャラバンパークでシャワーに入ることを思えば、
1日2日、3日シャワーに入らなくっても大した事では無い。
子供なんて、喜んじゃう😆‼️
顔なんかも、朝晩2回も洗わなくったって、どうってこと、ないかも😳😅
Baby Wipe ベイビーワイプ 赤ちゃんのおしり拭きがひとパックあれば、シャワーの代わりに体を拭くのに便利。Wool Worths か Coles のスーパーで80枚入りが$2 で買える。
1リットルほどの水を容器に入れて、タオルを浸して体を拭くだけでも汗もホコリも割と取れてスッキリする。 そのうち、シャワーに入らないことにもなれてくる。これ事実、笑。
水と電気の供給場
通常の有料キャラバンパーク宿泊なら、電気も水も宿泊サイトで供給出来る。
水
キャラバンパークでなくとも、町のインフォメーションセンターやレクリエーションセンター、大きなガソリンスタンドなどで給水できるところも多くはないが在る。
フリーキャンプ場や rest area レストエリアの雨水を集める常設タンク内に、水があることは稀。
この国のアウトバックの降水量がいかに少ないかについて知っていれば、納得もできるというもの。もし、タンク内に水があっても煮沸しないと飲めない水がほとんど。つまりは飲料水としては適さない。
たとえ水があっても、フリーキャンプ場のタンクの水は多くの利用者がその宿泊時に譲り合い分け合いながら使用する為の水と考える。
電気の供給
キャラバンパーク以外では殆どできないと思っておいた方がいい。
通常、
モーターホーム用のバッテリーは走行中に充電できるような仕組みになっている。が、そのバッテリー用途は、車内の照明、12Vの充電、TV くらい。
solar panels 太陽電池パネル付きのモーターホームは、停車中でもパネルによって車内バッテリーが充電される。が、文明の利器はソーラーパネルでも使えない。
キャラバンパークの情報が載っている本やアプリ にも電気、水供給可否の情報が載っている。
以下参照 ⬇️⬇️⬇️
オプション 別料金 であることもあるもの
以下のものなどがモーターホームレンタル代金に含まれていない事もあるので要チェック。
1、GPS カーナビゲーションシステム
2、寝具
3、野外用テーブルと椅子
4、チャイルドシート (7歳までは義務)
5、Generator 発電機
6、Solar panels
「ナビゲーションシステムは正確に機能しないことも多い!」これはオーストラリア一周中、運転していた夫の言。
街中でも遠隔地でも、ナビゲーターに従って時々迷い込んだことが何度もあった。なので、ナビを信じつつも、次の目的地までの距離と実際の走行距離等にも気を配ることも必要。
以上、
オーストラリアで、キャンピングカー選ぶ時に状況の実践的に考えたほうがいいことについての後半でした。
皆さんが、
レンタルキャンパー、モーターホームを借りるときに少しでも参考になれば幸いです。
ここまで本当によく読んでいただきました。有難うございました。
連載も、次で最後です。
興味のある方は、
バックナンバーをご覧ください。
Are you ready ? 😆😆😆😆😆
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連載4/4:夏休みはAustralia! キャンプ know how‼️
次回もあなたに会えますように!
Cororin