紅い道 ケープヨーク CAPE YORK のテント旅-3:

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オーストラリアの最北端ケープヨーク、アウトバックの紅ホコリにまみれた旅は第5&6日目。
今回は、Archer River Roadhouse  アーチャーリバー ロードハウスからブラムウェル ジャンクション ロードハウス Brumwell Junction Roadhouse を経てフルーツバット の滝 Fruit Bat Fallsまでの291KM二日間の旅。
上の地図で道が右にうねっている部分がある。
このうねりの前のポイントがブラムウェル ジャンクション ロードハウスBbumwell Junction Roadhouse 。
ここ ブラムウェル ジャンクション ロードハウス Brumwell Junction Roadhouse から
この地図上にはない直線の道が実は存在していて、OTL と呼ばれているこのケープヨークで有名なアドベンチャーロード。
OTL はOld Tlegraph Line の頭文字をとったもの。OTT=Old Telgraph Track とも呼ばれる。

今回はこのアドベンチャーロードの動画を記事中に挿入した。
ぜひ、見てみてほしい。

ケープヨークの道路事情

コラゲーション、ワダチ、土ぼこり

OTLを通らなければBamaga バマガまでのほぼ一本のメインロードは道幅も広く見通しも良い。
ただ、
その殆どが Dirt Road+corrugation 。つまり左右方向にダンボールのように波打つガタガタ未舗装道路。これが290Kmほど 続く。
(注!私達のこの旅は2012年の旅。この間に舗装工事はかなり進んでいるらしい。)
この波々のデコボコ道でガタガタガタ、、、とずーっと体は揺すられる。
そして時々通るRoad Train 道行く汽車 という大きく長い、時に全長50メートルにも及ぶロードトレインと呼ばれるトラックとのすれ違う時は、スピードを十分に緩め車を道端に寄せる。
なぜなら、
トラックが立ち上げた紅土のホコリで視界を失う危険と更に、道端にはこの紅土の土埃で埋められたワダチが潜んでいる危険があるから。
これに高速で突っ込んでタイヤを取られてしまうと、、、大変なことになる、ね。
それ以外は道幅も広く前方側方の見通しも良いところが多いし、ドライブも楽しめる。(笑)
ココに、CAPE YORKの道のたくさんの写真が載っているので是非ご覧あれ。        
OTL の写真も含まれている。
これが今回のケープヨークの旅の大まかな全長を示す地図。 実際は、帰路に地図上にはないが西海岸線にあるWeipa ウェイパ にも立ち寄った。

7月9日 第四日目
Moreton Telegraph Station モレトン テレグラフ ステーションとブラムウェル ジャンクション ロードハウス Brumwell Junction Roadhouse

Archer River Roadhouse アーチャーリバー ロードハウスを出て更に北上。
今日の宿泊地は Brumwel Junction Roadhouseブラムウェル ジャンクションロードハウス。
凸凹の紅い道を166km 旅してきてたどり着く。

かんたん質素な食事も、ぐちゃぐちゃの荷物も、紅い土埃まみれの旅でも、三人息子は上機嫌。
男はかんたんでいい!?
簡単いい!?笑

11時過ぎ Moreton Telegraph Station テレグラフ ステーション着。

昼を兼ねて小休止。
コーンチップスとレモネードというモーニングティーのような組み合わせに、桃缶を開けて添え、特別感を出して(笑)サラリとランチをを済ませる。

何を食べようが、ランチの時間に食べればそれはランチになる!
そして、こういう食事はこだわりのない子どもたちには大受け(笑)。
ここでMark マークに会う。彼は、アウトバックケープヨークの旅のツアーガイド。

アウトバックのケープヨークには行きたいけれど、宿泊や食事、4WD車での移動のこと云々すべてを自分で用意しようと思うと大掛かりなことになる。

そこで、その大掛かりなことをすべてマークが請け負いつつケープヨークの旅をガイドするのだという。       こんな形で旅できるのは優雅だなー。
ここから、BRUMWELL Junction Roadhouse への道中で、自転車でケープを目指すらしき男の人を再度追い越した。
この熱くて、長くて、紅いホコリだらけの道を自転車で最北端まで目指そうとする人がいることに心底驚嘆させられる。
世の中には、様々な価値観を持って生きる人がいるもんだなぁ。
Brumwell Junction roadhouse ブラムウェル ジャンクション ロードハウスにて。 こんな大きくそびえ立つ蟻塚が散在している。
Brumwell Junction Roadhouse は2003年に建てられた。
ここから最北端のセジアまで北上する道は実は2つある。
一つは地図上にある右にくねったバマガロード別名開発道路と、もう一つはこの地図上にいはないOTL (Old Telegraph Line) といって、1880年代にケープヨークに電話線を引くために開拓された車が最小限で通れる細くてデッこボコ道。
道とはいっても、それは時に川を渡り、急勾配の亀裂の入った地面を行くアドベンチャーロード。
Brumwell Junction Roadhouse はこの二本の道の分かれ目にある。


そのため、近年に通されたバマガ道路を通ってケープヨークを快適的に旅したい人と、OTL、デッコボコの細い道をアドベンチャーとして挑戦しながら進む二種類の人たちが共に停泊するところとなり、賑わう。

7月10日 第5日目 OTL と エリオットの滝 キャンプグラウンドEliot Falls Camping Ground

OTL= Old Telegraph Line

このケープヨークに行く人達の中には、このOTLに挑戦する人達も多い。
私達は、素人キャンパーなのでOTLを行くなんてことなんて考えもしなかった(のは私だけ?)。
安心安全を求める一人の女として、「なぜ男はこういう危険な行動に惹かれるのか?」とその心理は図り知れないが、男だけが知る「男のロマン」というものなのか?(だけとも言えないかもしれないが、 笑)と考えていた。

そう思っていたら、この旅の折返しで我らが男子もこれに似た心理があることに気付かされるとは思ってもいなかった。OTLがどんなに挑戦的か見てみたい人は、是非、以下の動画をご覧あれ。

上の二枚は、Brumwell Junction Roadhouse の写真。 下二枚は、Fruit Bat Falls への道と、Fruit Bat Falls に至る前のなだらかな流れの川底にある穴???

以下の写真は、ケープヨーク最北端のティップ TIP までの道中で拾われた車のナンバープレートツリー(笑)実は、この旅の復路で私達のナンバープレートもなくなっていたことに気づいた 笑。
つまり、
ナンバープレートが落ちてしまうくらいどちらの道も決して平坦ではないということ。
今もしかしたら私達のナンバープレートもこの木の一部になっているかもしれない。(笑)

さて、蟻塚のタワーとナンバープレートの木と別れて私達は予定通りバマガロードへと進む。

今日は、Eliot Fall Camping Ground まで行く。
どこかの展望台で、パンケーキとみかん、アンザックビスケットというまたまた風変わりなランチを取って、Fruitbat Fall へ向かう。

ここはJardine River National Park内で、キャンプサイトの予約が必要とのこと。
以前はケープヨーク内のナショナルパークのキャンプ場は予約は必要なかった。が、近年さらにケープヨークへの旅が盛んになり、予約無しでキャンプ場に行ったところ、泊まれるスペースがなかった!ということが起きているということで、最近からは確実は宿泊スペースの確保のために
予約が必要となったらしい。

Eliot Falls Camp Groundに行く前にFruitbat Falls で30分ほどその水を楽しんだ。水に浸かったのは当時5歳の三男のみ。

7月といえば南半球の冬。
赤道に近いケープヨークとはいえ水は(軟弱者の家族にとっては)泳ぐのをやめるに十分なくらい冷たかった。
しかしわずか5歳の三男は好奇心を抑えることなど知らず、下着一枚になって川底の穴にエメラルドグリーンに溜まる水を楽しんだ。そんな彼の御蔭でこの美しいFruitbat Fall の水を楽しんだ証拠となりうるせめてもの写真が残った。Fruitbat Fall の美しい写真はこちら

夕食はチキンパエリア。(笑)
自分のメモに走り書きでそう書いてあった。
チキンパエリアとは聞こえがいいが、多分

マミー今日のこの食事なんていうのー?
(ふーん?ご飯とチキン、野菜の炊き込み風。チキンパエリアとでも言っておこう。)
チキンパエリアだよ!
ふーん

こんな程度のものだったんじゃないかな、と思う(笑)

今回はなんだか長くなってしまった。
北へ北へ進むうちに、目に映る自然の力に魅せられていく。
わずか4ー5mmのアリが、(実はゴキブリ科)2m 近い蟻塚を作る、建てる?

乾燥している土地に流れる澄んだ水を運ぶクリーク、そして滝。
自然の神秘さと力強さに立ち向かうかのようにOTL に挑戦する人間、冒険者たち。

帰る場所を持たない私達の旅も、目的の最北端が目前に迫った。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
またお会いできますように。

CORORIN

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