紅い道 ケープヨークCAPE YORK テントの旅ー5 ・ガンショット クリーク

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こんにちは。

仕事と住むところを失った私達の唯一の目的だったケープヨーク、オーストラリアの最北端にたどり着いた私達は、帰るべきところのない旅へと再出発することになった。

セジアでの4泊を終え出発間際の朝3時間前にもしっかり手洗いで洗濯をしたのは、赤道に近い気候だからこそできること。

今晩は、この旅初めてのブッシュキャンプの予定。
未体験のアウトバックでのブッシュキャンプ。

第10・11日目:7月15−16日 初めてのブッシュキャンプ セジアからBertie Creek バーティークリーク キャンプサイト
二泊





ブッシュキャンプ予定のBertie Creek は、セジアから147km南へ2時間半くらいの所。
下の地図を見てみると実はバーティークリークはOTL= Old Telegraph Line上にある。
驚くには及ばない。
OTL を通らなくても、実はBertie Creek に行ける脇道があった。笑)

途中、第2次世界大戦中に墜落した戦闘機が見れるというところを尋ねる。当時2012年で56−7年前のもの。これに人が乗っていたことを思うと、心が痛む。

道中はこんな感じ。
子供達は、誰もいない紅い土塊の道だけがひたすらに続く空気を全身でで感じたくなった様子。
裸で走るケープヨーク!

向こう二晩のキャンプサイト。
クリークとテントや車用の平坦なところがこの川沿いに散在するのみ。地べたキッチンの設営完了。

ブッシュトイレ

ここにはトイレもない。
ということは、ブッシュトイレ(笑)。
用が足したいときにはショベルとトイレットペーパーを持って茂みに入っていき、誰もいなそう、来なそうなことを確認したら穴を掘ってからしゃがみ込む。
用が済んだらトイレットペーパーも落とした使用済みの穴に、掘り起こした土を戻す。
ブッシュトイレとはつまりは、こういうこと。

実は私はこの翌日の朝、
書いたよーうにしてヤブに入っていき、無事終了してヤブから道に出てきたところで、手にシャベルとトイレットペーパーを持った女性と鉢合わせになった!(爆笑)

生活の源 クリーク

シャワーも、料理も、洗い物も洗濯も必要ならこのクリークの水を使う。
ただし、無洗剤。
人が上下流で水に浸かっていないかだけは確認したほうがいいかな。

OTL 体験 Gun Shot Creek Crossing
ガンショット クリーク クロッシング

翌日、せっかくOTL にいるのだからということで、近くにある一番の難関のCreek Crossing=クリーククロッシングを見に行くことになる。その名前はGun Shot Creek=ガンショット クリーク。
そう、見に行くだけね、見に行くだけならいいかな。そんな気持ちで今度はOTLに乗っかって凸凹道をソロリソロリと進む。

下の写真左がいくつかある渡りぐち(または落ぐち!?)の一つ。
これは当時ドスンと落ちて車の先が着地するところがぬかるみすぎていたため当時は使われていなかったもの。

で、使われていたのはあと2つ。
一つは写真右下の子供が寝そべっているより平和的でなだらか目なところ(この写真に、怖い地形のところは写っていない)。もう一つは写真には写っていないが、当時使われていたところ。

ぜひ、以下の動画を見てほしい。
これはちょうど私達が訪れた2012年のもの。人はいかに無茶なことをするのか!?
そして、いかにそれができてしまうのか!
ご覧あれ。

ガンッ!といって落ちる=ガン ショット?

えっ?まさか!?

私達が見に行っていた間も一台また一台と、チャレンジャーが通っていった。
ゆっくりゆっくりと車の先端を落としていく車を見ながら、頭を横に振りつつみていた私に向かって、夫は言った。
「僕たちも、このなだらかな方ならできそうだね。」
私は頭をブンブンと横に振り続けたにもかかわらず私に賛同する者はなく、三人の息子たちは興味をあらわにしていた。(ガックリ)
なにはともあれ、夫は私の頼りにならないガイドを半信半疑に聞きながら、無事にクリークを渡った。

きれいで澄んだクリークの水を楽しむ。

これから

実はここからの旅のほうが面白かった。
先の見えない、ゴールのないこの旅の中で、


縛られるもののない心と脳は
荒削りな自然に包まれる中で
エネルギーを与えられていたような気がする。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
またお会いできますように。

Cororin

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